看護師の私が簿記をとった理由

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「○月からあなたは主任でお願いします。」

…と、初めて管理職についたとき
真っ先に、何か勉強しなきゃ…と思ったものの
結局「何をしたらいいのか?」悩んでしまいました。

研修に参加しようかな?
認定ナース頑張っちゃおうか?などなど、

つまり「もっと医療に詳しくならなきゃ!」
…と、色々考えるわけです。

でも、管理職になって責任重大になった現場もあるし、
学校に通うなんて許される時間もない。

…ん?まてよ?
「もっと医療に詳しくなる…?」
わからないことがあれば、医師に相談できるよね?
医療にも医療以外にも両方に役立つこと、無いかな?

そう考えていた矢先。
ある日の経営会議でした。
そのときの事務長「今期の売上高は○○円で営業利益は○○円でした。皆さんの協力のおかげです!!」
私  「…えいぎょー?ん??」

ここで私は「売上高」すら定義がわかっていないことに気づきました。
いや恥ずかしながら、今まで医療者だからお金に詳しい必要なんて無いって思っていました。
でも今、目の前にある書類の数値の意味がサッパリわからない。

私に必要なのはこれだ!!

…でもこれ、どこで勉強できるのだろう?
医療者ではない友人に聞いてみたところ、
「簿記だと思うよ」…と。

なるほど!!
商業高校に行った友達が言ってた、あれか!!あれね!!
あれはそれだったんだ!!

早速、友人のアドバイスで通信講座を開始。
頑張って日商簿記3級、続けて2級まで取りました。
ここで簿記を勉強していなかったら、事務長にはなっていないと、今でも思います。

いや、これは
「みなさん!簿記を取るといいですよ!」
…という話ではなく、

私は「横」展開をしました、それが良かったということです。
管理職なりたての私の考えた「もっと医療に詳しく」=看護師としてレベルアップ
をタテ方向とすると、横に裾野を広げたイメージです

地盤をしっかり、足を広げて高くジャンプするイメージ。
管理職=マネージャーになるために、横方向に走る必要があった、
横に走ることの大切さを今は痛感しています。

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